●ハウスが建ち始めて
予定ではあと2、3日で完成予定ですが昨日の悪天候でどう変わるか…様子を見に前を通ってきましたが地面がぬかるんでいました。
先日、建てていただいている方たち(二人だと聞いてました。)に、コーヒー片手に挨拶に行きました。親子でされていました。
お父さんと息子さんです。息子さんは若そうでした。二十歳くらいかな…本当にケガ等に気を付けて作業していただきたく思います。『そこまで急いでいませんのでマイペースでやってください』とお伝えしましたが…まあ、向こうの都合もあるでしょうし何とも言えませんが、雨上がり、まだ風も強いので気を付けてください!!
今回建てていますハウスの長さは30mです。間口は5.4mです。パイプは25㎜。アーチパイプ間隔は50㎝ピッチです。
細部の詳細はいろいろありますがわからないので予算面から、農協さんお任せで。
安いメーカーもあるかもしれませんがいつもお世話になっている農協の担当者に基本おまかせで。何かあればその人に言います!。そのためでもあります!!。
私的には、これから長いことお世話になるハウスなので中途半端にケチることはしないようにしようと思いました。ですがちゃんとしたものでの最低限の設備にした場合、予算の都合から長さを金額に合わせることになりました。
見積もりは何個かメーカーやバージョン違いでとり、装備の違い、素材の違いで開きがありました。良し悪しは正直わからないし実際使ってみないと…の部分が間違いなくあるので何とも言えなく、とにかく、『可能ならこれが欲しい~』と少し欲を出したもので構成されたものは150万を超え、そこから『まあこれは削っていいか…』と必要以上の装備を削ぎ、素材を変えていくと、130万台ぐらいにはなりました。あーだこーだと、変えた他の見積もりもその間くらい…。
ざっくりとシンプル30mハウスで最低限装備で130万台~150万台くらいです。参考にしていただければと思います。
ちなみに私は前回に書かしていただきましたが、京都市の【農業経営向上支援事業補助金】という令和5年度補正予算の制度を使わせていただきました。
補助率はあります!全額ではないですよ!お間違え無く。
【農業経営改善に資する機器・設備の導入】を補助してくれるそうです。ちょっと聞いたのですが「この制度は定期的にあるのか」と。今回は臨時的なものらしく毎年あるわけではないとのこと。また違った制度を今後期待しています京都市さん!。こういった農業者にうれしい制度が各市町村でもあるかもしれませんので、何か始めようとされている方、農業を始めようとされている方、いろんな情報があるかもしれませんので、お役所さん(農業振興センター等)にちょいちょい確認していくべきです。
もちろん条件等はありますので担当者さんにご確認を。
●育ってきた『はなな』
10月末の退院期間に最低限の作業で播種した『はなな』
【菜の花】のことです。花が咲く前のつぼみを食べます。ほとんどの人は知っておられるとは思いますが、正直『はなな』なんていうものを作り始めるまではそんなになじみがなく、人生において食べても年1とか(?)のものでした。妻曰く『(妻の)両親は好きやで。よく食卓に並んでた』とのこと。
マジでか…と。
スーパーで並んでいるのを見つけ『あ・・・あった。きれいやな。…まあまあ(の金額)するなあ…』がはななの第一印象でした。
それで、そんなに日常に出てくるものなんだ、と知りました。近所の農家さんで『はなな』をされている方がいたので話を聞きに行き『面白そうだな』と思いスタート。
5年目になりますが自分に合ってる作物だと思っています。
今回は冒頭で言いましたが最低限の作業で播種いたしました。農作業禁止令が出ていたので…。
でも農家は厳しいもの。できたものを売って初めてお金が入ります。今日植えて明日出てお金に変わらないのです…。無収入を長引かせる訳にはいきません。
妻や近所の知り合いに頼み、草を刈り、完全武装(雨がっぱ、長靴、手袋二重、防塵メガネ、マスク、帽子)でトラクターに乗り、息子と石灰だけ撒き、播種機でスーッと撒き、入院に向かいました…。入院中に雨が降り神様に感謝しました…。
そして次の退院時に息子と硫安(窒素分)だけ撒きました。
その前年に土壌調査をしていてだいぶ肥料分が残っているとのことだったのでその程度で大丈夫じゃないかな…と思ってます。このような判断が(まあ合っているかはわからないけど)できるので、定期的な土壌調査は大事じゃないかと思います。
なんとか月末くらいから採れますように。
『桃の節句』(ひな祭り)が売り時なのです。
これもハナナを始めてから知った一般常識・・・。
≪からし和え≫が一般的だと聞きましたが我が家では、≪ゆがいてポン酢≫が主流。
春は毎日食卓に並ぶようになりましたとさ…。